香港ドルへの両替はこうすべし!

eye_香港

海外旅行で必ず必要なものは現地通貨ですよね。

最近は、クレジットカードでほとんど事足りますが現金もある程度は必要です。どこで両替するのがいいのかを調べました。香港ドル(HKD)編です。

香港ドル(HKD)への両替

香港国際空港到着後、町やディズニーランドに移動するときに電車やバス、タクシーを利用すると思います。香港のタクシーはキャッシュオンリーですし、電車やバス利用に便利なオクトパスカード(プリペイド式のスイカみたいなカード)の購入やチャージには現金が必要。(電子マネーなんだからオートチャージとかクレジット決済しようよ~。。。)

だから、少なくとも空港を脱出する時点で現金が必要になってきます。

現金への両替どこでできる?

香港ドル(HKD)への両替できるところとして、パッと思いつくのは・・・

  • 空港(日本、香港)での両替
  • クレジットカードを使ってATMキャッシング

でしょう。ほかに有利な方法ってないんでしょうか?・・・あるんです。それはコレ!

マネパカード

パッと思いつく以外にとても有利なカードがあるのでご紹介しましょう。FX会社の『マネーパートナーズ』が提供している『マネパカード』。

マネパカード

このカードは、マスターカードのマークがあるようにクレジットカードと同じように利用できます。違いは事前にチャージしておくプリペイド式。

クレジットカードで現金を引き出すとキャッシングになるので金利が発生するけど、このカードは各通貨を事前にチャージできるプリペイド式なので金利は不要!

海外のATMで現金を引き出すことができるので、香港での現金調達に有利で便利です。

ただし、ちょっと面倒くさいことをしないとだめです。FX会社のマネーパートナーズ口座とマネパカードの作成です。これをしておけば、マネパカードを利用できます。ただ~し、面倒くさいだけじゃない。ハピタス経由の口座開設でい~っぱいポイント(マイル)もらえます。

マネーパートナーズハピタス

ANAマイルに換えると、7,492マイルに。これだけで、韓国片道分ゲッツ。

ポイントの獲得方法はこちら。

一度マネパカードをつくってしまえば、 米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル に対応しているので、あとあとの海外旅行がすごく便利になります。

どうやって両替するのが一番お得?

それでは、どの方法が一番お得に香港ドルを手にできるかを比較していきましょう。イメージ的には、空港の両替って損。特に日本の空港での両替はレートが悪いイメージです。クレジットカードは、レートはいいけど金利がねぇ。マネパカードってどうなんだろう?って感じでしょうか。

具体的に調べてきました。

日本の空港(羽田空港両替窓口)の場合

両替羽田

1香港ドル17.46円です(TTM14.10、スプレッド6.75円)。もうぼったくりレベルです。

注:TTM=インターバンク市場の仲値

香港国際空港(両替窓口)の場合

両替香港

外貨建て表示なので分かりにくいですが、1香港ドル15.50円です(TTM14.27、スプレッド2.46円)。羽田よりは全然いいレートですが、またコストが高いですね。

香港の町中(チムサーチョイ)の場合

両替香港町

これも外貨建て表示なので分かりにくいですが、1香港ドル15.15円です(TTM14.60、スプレッド1.07円)。羽田や香港の空港より断然いいレートです。

マネパカードの場合

マネパカードの場合はFXで両替できますので為替でのコストはわずか。具体的には、スプレッドが0.03円/HKDなので両替より圧倒的ローコスト。

その他に必要な手数料としてFX建玉を現受するときに1HKDあたり0.1円の手数料、現金を引き出すATM手数料(20HKD)です。

クレジットカードの場合

クレジットカードを使って海外でキャッシングする方法です。

ATM手数料と返済までの金利が発生しますが、比較的ローコストで現地通貨を調達できます。

注意点は、日本でクレジットカードのキャッシング枠を設定しておくことです。

まとめると

  マネパカード クレジット
キャッシング
空港(香港)両替
為替レート TTM+0.015(HKD) TTM TTM+1.23(円)
両替手数料 0.1円/HKD(現受け) 0 0
金利手数料 0 18%/年 0
ATM手数料 20HKD 108円/回 0

まとめてもなんだかんだとややこしくわかりにくいですね。実際にいくらかかるのかを日本円でまとめていきます。

具体的にまとめます

条件を決めて具体的に1,000HKD、2,000HKD、5,000HKD、を調達するときに日本円でいくらかかるのかをまとめましょう。

  • 1HKD = 15円(TTM)のときに現地通貨調達
  • クレジットカードは、ANA VISA カード
  • クレジットキャッシングの利息(18%/年)計算は45日
  マネパカード クレジット
キャッシング
空港(香港)両替
1,000HKD 15,415円 15,441円 16,230円
2,000HKD 30,530円 30,774円 32,460円
5,000HKD 75,875円 76,773円 81,150円

すべての金額で、マネパカードがいちばんローコストになっています。クレジットキャッシングもさほど差はないですけど、金額が大きくなってくるとマネパカードの優位が目立ってきますね。

香港の空港での両替は、ちょっと話にならないぐらいハイコストです。もちろん羽田での両替はそれ以上ですのでやめときましょう。

香港中心部の両替商は、羽田の4分の1、香港国際空港の半分ぐらいのコストで済みますが、それでもクレジットカードのキャッシングよりは高コストです。町中にもATMはいっぱいあるので結局、現金を両替するという選択肢はないことになります。

ショッピングはクレジットカードで決まり

現金の調達はマネパカードがベスト、クレジットカードの海外キャッシングがベターなことは説明済です。では、お買い物ではどういう決済がベストでしょうか?

早速答えを・・・。クレジットカードで決まりです。

お買い物でのクレジットカード利用では、キャッシングのような金利負担は発生しません。ただし、手数料としてTTMの1.63%(VISAの場合)を換算レートに付加されます。

しか~し、クレジットカードには利用実績に応じてポイントを付与してくれるでしょう。

管理人が使っているANA VISA プラチナプレミアムカードでは、1.905%マイル(LINE-ソラチカルート活用)をもらえます。1マイル=3円以上の価値があるので、実際は5%を上回る還元をしてくれるんです。1.63%の手数料以上の還元です。

いろいろなクレジットカードをお使いと思いますが、価値換算して実質1%以上の還元があるならクレジットカード決済の1択になります。

もし、ANA VISA カード以外のカードをお使いで海外旅行をよくするという人はマイルがいっぱい貯まるANA VISA カードをご検討されることをお勧めします。

マネパカード、クレカをつかってATMで香港ドルを引き出す

どの銀行のATMを使うか?

香港国際空港にも町中にも、あちこちに銀行ATMが置かれています。おもに香港発祥の世界大手英国本社のHSBCと最近香港で増勢のバンクオブチャイナ(中国銀行)です。

どちらのATMも差がないのどっちでもOK。

ATMの使い方

各社ほぼほぼ同じです。ここでは、バンクオブチャイナのATMの使い方です。

1.クレジットカードを入れる

まずはクレジットカードを入れます。日本のようにスッと入ってくれません。押し込む感じですね。えっ、これ詰まって出てこないんじゃない?と心配になりますが、大丈夫です。

2.言語を選択

日本語はありません。中国語か英語です。中国語が得意な人以外は『ENGLISH』を選択して進めていきます。

3.手数料の確認画面

国際ATMネットワークを利用するので、手数料がかかる場合があります!とでてくるので『YES』を選択

4.暗証番号を入力

クレジットカードの4桁の暗証番号を入力します。最後に『ENTER』ボタンをおします。

Personal Identification Number(PIN)=暗証番号

5.Transaction(口座)を選択

クレジットカードのキャッシングは『CREDIT CARD ACCOUNT』を選択

マネパカードの引き出しは『SAVING ACCOUNT』を選択

6.Service(取引)を選択

『WITHDRAWAL』(引き出し)を選択

7.引き出したい金額を入力

引き出したい金額(香港ドル)を入力

8.通貨を選択

『HKD』を選択。『HOME CURRENCY』を選択すると為替レートがすごく不利に。

8.現金とレシートをとって終了

現金とレシートがでてきます。受け取って、無事現金の引き出しの完了です。

まとめ

香港ドルは、香港到着後空港のATMでマネパカードもしくはクレジットカードの海外キャッシングで調達しましょう。

一番有利なのは、マネパカードなので、すこしめんどくさいですが、大量マイルをゲットできる案件でもあるのでこの際作りましょう。

マネパカードをつくってしまえば、 米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル に対応しているので、あとあとの海外旅行がすごく便利になります。

1点注意。普段日本でキャッシングしない人は、キャッシング限度額を0円設定にしていることと思います。そのままだと海外でもキャッシングできないので、10万円ほどの限度額に変更しておきましょう。

航空券をほぼ無料で手に入れることができるマイルについての記事はこちら。


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