クレジットカードで納税~ANAマイル大量獲得~

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通常クレジットカードを利用すれば、利用額に応じてポイントが付与されます。そのポイントをANAマイルに交換すると世界中のいろんなところへ行く航空券をほぼ無料で手に入れることができます。

最近は税金をクレジットカードで納付できるようになっているってご存知ですか?

クレジットカードで納税だ!

2017年1月4日から国税のクレジット納付が可能になっています。また、地方税もだいぶ前からクレジット納付できます。ここにも大量ANAマイルを獲得するチャンスがあります。

ネットの情報をいろいろ見ているとデメリットが多くて税金のクレジットカード納付は使えないという情報が多くみられます。確かにデメリットはあるんですが、それ以上のメリットが一部の人にはあります。

その一部の人とは、ANAマイルを貯めている人。ANA VISA カードをつかっている人です。

飛行機

デメリット

まずはデメリットからです。通常の納付書で納税した場合は納税額以外に手数料などの費用は発生しません。でも、クレジットカードで納付すると納税額に対して納付手数料がかかるというデメリットがあります。国税で0.76%(税別)、地方税で0.6%~1%(税別)の定率料金です。

これをもって『使えない』と判断してはいけません。それ以上のメリットがあれば、利用価値があります。

(注意)国税の場合10,000円ごとに76円(税別)の手数料なので、納税額が10,001円の場合手数料が152(税別)となり手数料率が高くなります。少額の納税額の場合は注意してください。

メリット

細かいことをいうといろいろあるんでしょうが、最大のメリットはクレジットカード利用で付与されるポイントです。この付与されるポイントがデメリットの納付手数料よりも価値が大きければいいのです。

ANAマイルを貯めている人が使っているANA VISA カードで納税した場合、納税額の1.45%~1.95%マイルを獲得できます。その獲得したマイルの価値は1マイル=3円程度以上の価値がありますから、金額ベースのメリットは納付額のざっと5%以上になります。

つまり、大幅にメリットがデメリットを上回るんです。

具体的には100万円の国税をクレジットカード納付するとした場合7,600円(税別)の手数料を払いますが、14,500マイル~19,500マイルを獲得することができてその価値は50,000円相当以上になるということになります。

19,500マイルを7,600円(税別)で購入することと同じですね(ANA VISA プラチナプレミアムカードの場合)。海外では一般的なバイマイルしていることになります。1マイル=0.42円で買えることになるので超格安です。(バイマイルの相場は1マイル=3~5円)

ANAマイルを貯めるのに一番有利なカード、ANA VISA カードについてはこちらでご確認を。

また、1マイルがどれぐらいの価値があるのかを調査している記事もあるのでどうぞ。

クレジットカードで納税できる税目

クレジット税金

国税

個人にかかわる税で主だったものは、申告所得税、相続税、贈与税など。法人で主だったものは、法人税、消費税、源泉所得税などです。そのほかも合わせて30税目の納税が可能です。詳細は『国税クレジットカード支払サイト』でご確認を。

会社経営者なら、法人税や消費税、源泉所得税などまとまった納税額があると思います。それをクレジットカード納付すれば大量ANAマイルを獲得できますね。手数料は損金算入(経費計上)できます。(付与されるポイントを個人的に使う場合は雑所得になる可能性があるのでご注意を)

個人の場合も給与所得以外の所得がある場合は確定申告するはずですから、そこで発生する所得税はクレジットカード納付できます。

地方税

住民税、自動車税、固定資産税、都市計画税、償却資産税、事業税、不動産取得税、国民健康保険料、ふるさと納税(寄付金)など税金を含め税金以外でもクレジットカードで納付できるものが多々あります。

ただし、国税と違って地方自治体の制度ですのでお住まいの自治体によって手数料率を含め差があると思います。詳細はお住まいの納税課などでご確認ください。

クレジットカードの限度額以上の税金をクレジットカードで納める方法

クレジットカードの利用限度額が100万円なのに納税額が300万円だ!なんて状況もあると思います。そんなときもあきらめずにクレジットカードで納付してください。

何度かに分けて納付する

国税の場合、1度で全額を納める必要はありません。納付期限までに納めればいいのでそれまでに何度かに分けて納付すればOKです。

例えば所得税の場合、秋ごろにはその年の所得税額の大まかな数字が見えてきます。なので、11月ごろから3月15日までに何回にも分けて納付すればいいんです。

さらには、クレジットカードの利用限度額を一時的に増額することもできるのでANA VISA カードの場合は三井住友カードの『Vpass』から申請してください。

事前振込でカード利用枠を広げる

それでも支払い切れない場合、三井住友カードには銀行引落を待たずに振込で利用枠を空けることができます。これは電話対応となります。マイ・ペイすリボを設定しているはずでしょうから、『リボ・分割デスク』に電話して振込すれば利用枠を広げることができます。

複数のクレジットカードを使う

これは最終手段ですが、ANA VISA カードではなんともならない場合は他のクレジットカードを使うことになります。

管理人は他のクレジットカードで納税したことがありません。なので詳しくはないですが、例えばアメックスのプロパーカードは通常カード利用額の1%のポイントが付与されます。ところが納税の場合は0.5%に減額されます。yahoo公金払いなら1%だけど、国税や自治体直接なら0.5%になるなどややこしいようです。

ポイント付与はクレジットカード発行会社のポイントシステムによるので、国際ブランドがアメックスでも発行会社がセゾンならまた付与ポイント率が変わります。

なので、お使いのクレジットカードで納税した場合に付与されるポイントについては十分に確認することをお勧めします。

管理人が言えるのは三井住友カードが発行会社のANA VISA カードについては、国税であろうが地方税であろうが通常のショッピングと同じポイントが付与されるということです。

1回あたりの納税上限額

国税

クレジット税金税務署

国税では、1回あたり1,000万円の納税が上限となります。あくまで1回あたりですので、納税額が3,000万円だなんてかたは、3回にわけるとクレジットカードで納税できます。(クレジットカードの利用枠が1,000万の場合)


アメックスやダイナースは事前入金で実質利用枠は無限になりますが、その他の場合はカード利用枠のほうが問題になると思います。

地方税

クレジット税金市役所

地方税では、1回(納付書1枚)あたり100万円が上限になります。

市民税の普通徴収は通常4期にわかれています。なので、市民税額が400万円を超える場合は納付書1枚が100万円を超えることになります。でも、あきらめないでください。

自治体の納税課に出向いて分割納税の相談をしてみてください。納税額が大きいため12回の分割納税にしたいなどと希望を伝えれば対応してくれる場合が多いです。納税の意志がある相談にはかなり柔軟な対応をしていただけるようです。

ただ、管理人の住んでいる自治体では、分割納税にする場合はクレジットカードは利用不可です。これも自治体によって対応が違うと思うので、役所に問い合わせしてみましょう。


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