シンガポールのチャンギ国際空港は、旅行客の利便性が大きく評価され世界の空港ランキング1位を獲得した空港です。
その利便性のなかには、シャワーや仮眠室などが備えられているラウンジの存在も大きいかもしれません。そんなチャンギ空港のターミナル3にある2つのラウンジを体験してきましたのでご紹介します。
ターミナル3
ターミナル3は、ターミナル1~3の中で一番新しいターミナルで2008年に完成しています。そういうこともあり、設計自体も新しく設備も整ったターミナルという印象です。
ANAはターミナル2、JALはターミナル1ということもあって、日本人旅行者にとってはなじみがないターミナルかもしれません。
他のラウンジが制限エリアにあるなかターミナル3のザ・ヘイブンは一般エリアにあります。なので、手荷物があるため到着後入国したもののラウンジでゆっくりしたいという方は、ターミナル3のザ・ヘイブンが利用しやすいです。また、いろいろと面白いエンターテイメント施設もあるので、時間があれば行ってみてもいいと思います。
ザ・ヘイブン(The Haven)
ターミナル3一般エリア1階南側(ターミナル1と反対側)のマクドナルドの正面にあります。
明るく落ち着いた雰囲気です。一般エリアで到着フロアにあるのでひとも常に少なそうな雰囲気です。
ドリンクも食事もありますが、ほかのラウンジと比べると種類は少ないですね。温かい食事もなかったと思います。(カップラーメンはあります・・・。)
でも、シャワーはきれいでした。使いたい場合は、受付で希望を伝えるとシャワールームのカギをもらえます。なので、利用ごとにメンテナンスされていますので、水滴1滴も落ちていないキレイさです。
全体的な印象は、一般エリアということもあって利用者も他のラウンジに比べると少なく、静かで落ち着きます。食事が目的でないならいいラウンジです。到着後、シャワーを浴びたい!って場合は利用価値ありです。
アンバサダートランジットラウンジ(Ambassador Transit Lounge)
ターミナル3の北側(ターミナル1側)の制限エリア3階にあるのがアンバサダートランジットラウンジです。ターミナル2にもありますが雰囲気が違うので行ったことないかたはどうぞ。
管理人はターミナル2よりターミナル3のアンバサダートランジットラウンジのほうが好みです。
周辺には、バタフライガーデンや無料の映画館があるので時間つぶしにはもってこいのエリアです。
ホットミールもありますが種類は少なめ、お味もまあまあ。・・・っていいとこないやん。
まあ、レストランではありませんからね。ゆっくりソファーで飛行機の搭乗時間までリラックスするための施設ですから、あまり高望みはよくないと思います。ターミナル2のアンバサダートランジットラウンジよりはおいしかったです。
ドリンク、コーヒー、デザートなども取り揃えられてあります。ただ、こちらもターミナル2と同じくアルコール類は有料です。お酒好きならターミナル1のSATSやディナタラウンジのほうがいいでしょうね。無料ですから。
ラウンジの印象は、明るく清潔感がある感じでしょうか。
その他にも、シャワー(無料)や仮眠部屋(有料)などラウンジにあってほしい設備は一通りそろっています。
まとめ
ターミナル3はANAもJALも利用しないので、あまり馴染みがないかもしれません。ターミナル1~3の中では一番新しいので、ターミナル全体の印象としては明るく新しい設計だということを感じます。
ラウンジに関しては、ザ・ヘイブンが唯一一般エリアにあるので手荷物を預けているけど到着後シャワーを浴びたいという場合はこちらが便利です。アンバサダートランジットラウンジも含め他に比べて特にいいという感じではないので、ラウンジ目的でターミナル3まで来るのはどうかなとも思います。
ただ、ターミナル3にはバタフライガーデン、巨大すべり台『SLIDE@T3』やキティーのカフェなどもあるのでターミナルとしては面白いターミナルですので時間があれば、ターミナル巡りで行ってみてもいいと思います。