ANAマイルをためて特典(無料)航空券と交換すれば、ローコストで海外ディズニーにいけます。
でも、どれぐらいのANAマイルをためればいいのか?
その疑問にお答えするため、まとめていきます。
ANAマイルで海外ディズニー
まずは、上表をご覧ください。ANAマイレージクラブから、各区間の特典(無料)航空券と交換するための必要マイル数の表を抜粋しています。
上海ディズニーランド(上海浦東国際空港)
区間基本マイル | 1,111マイル |
エコノミークラス必要マイル数 | 20,000マイル |
ビジネスクラス必要マイル数 | 40,000マイル |
往路ブロックタイム | 3:30 |
復路ブロックタイム | 2:45 |
上海は、区間距離が短くブロックタイムが4時間に満たないため、エコノミークラスでも十分かもしれませんね。ビジネスクラスになると、必要マイル数が倍になるのでビジネスクラスにするのはもったいない気がします。
香港ディズニーランド(チェクラップコク国際空港)
区間基本マイル | 1,823マイル |
エコノミークラス必要マイル数 | 20,000マイル |
ビジネスクラス必要マイル数 | 40,000マイル |
往路ブロックタイム | 5:15 |
復路ブロックタイム | 4:10 |
香港も、区間距離が短く、往路でも5時間ちょっと。エコノミークラスでもまだいけます。上海と同じく、ビジネスクラスは倍のマイル数が必要です。
アウラニ・ディズニーリゾート&スパ(ホノルル国際空港)
区間基本マイル | 3,831マイル |
エコノミークラス必要マイル数 | 40,000マイル |
ビジネスクラス必要マイル数 | 65,000マイル |
往路ブロックタイム | 6:50 |
復路ブロックタイム | 9:25 |
ハワイとなると、復路でブロックタイムが10時間近くになってくるので、エコノミークラスだとしんどくなってきます。ビジネスクラスにしても必要マイル数は1.5倍程度ですので、保有マイル数に余裕があれば、ビジネスクラスもありです。
ディズニーランドリゾート・カリフォルニア(ロサンゼルス国際空港)
区間基本マイル | 5,458マイル |
エコノミークラス必要マイル数 | 50,000マイル |
ビジネスクラス必要マイル数 | 85,000マイル |
往路ブロックタイム | 9:45 |
復路ブロックタイム | 12:00 |
ロサンゼルスは、復路でブロックタイムが12時間前後。もはや、エコノミークラスだと忍耐勝負となってきます。ビジネスクラスにしても必要マイル数は1.5倍程度ですので、できればビジネスクラスを選択したいところ。
ディズニーワールド・フロリダ(オーランド国際空港)
区間基本マイル | 7,283マイル |
エコノミークラス必要マイル数 | 50,000マイル |
ビジネスクラス必要マイル数 | 85,000マイル |
往路ブロックタイム | 16:30 |
復路ブロックタイム | 17:30 |
オーランドへは、直行便が現在ありません。往路はヒューストン・ワシントンDC・サンフランシスコなどでトランスファー。復路もシガゴなどでトランスファー。所要時間も17時間前後。こちらも、エコノミークラスだと忍耐勝負です。ビジネスクラスにしても必要マイル数は1.5倍程度ですので、できればビジネスクラスを選択したいところ。
ディズニーランド・パリ(シャルル・ド・ゴール空港)
区間基本マイル | 6,194マイル |
エコノミークラス必要マイル数 | 55,000マイル |
ビジネスクラス必要マイル数 | 90,000マイル |
往路ブロックタイム | 12:45 |
復路ブロックタイム | 11:55 |
パリは、往路でブロックタイムが13時間弱。半日を超えるフライトになります。エコノミークラスだともうエコノミー症候群発症の危険が・・・(笑)。ビジネスクラスにしても必要マイル数は1.5倍程度ですので、できればビジネスクラスを選択したいですね。
まとめ
上海、香港はエコノミークラスの特典航空券に20,000マイル。
それ以外は、エコノミークラスの特典航空券にで40,000マイル~50,000マイル。ビジネスクラスで65,000~90,000マイル必要です。
上記必要マイル数は、大人1人の往復分ですから、大人2人で、上海・香港なら40,000マイル。その他は10万マイルあれば無料航空券が手に入ります。
クレジットカードをどれだけ利用すれば手に入る?
当ブログ(トリプルエム)の一押しクレジットカードであるANA VISA カードの還元率はマイルベースで1.3%~1.8%の高還元率です。
管理人の場合、電気代、ガス代、スマホ等の通信費、新聞代、ガソリン代、高速代、保険料、子供の習い事、外食、ネットショッピング、すべてをこのANA VISA カードで支払えば、月20万円の支払なんてあっという間。年間300万はゆうに超えてきます。
さらに、クレジットカードには家族カードというのがありますから、少なくとも配偶者には持ってもらい、さらに両親にももってもらえば、年間500万円のカード利用も不可能ではありません。
そうなれば、大人2人年1回の海外リゾートは現実のものになります。
『そんな多額のカード利用はしないよ~』という場合は、ハピタス、ちょびリッチなどのポイントサイトで大量ポイントを獲得し、ANAマイルに交換することで実現可能ですよ。
ビジネスクラスがお得
自腹を切って、航空券を買う場合、ビジネスクラスの価格ってエコノミークラスの3倍とか4倍しますよね。
なぜかといえば、エコノミークラスの航空券は割引制度がいろいろあって基本価格からはだいぶ値引きされて販売されているのでそれだけの差が出てくるんです。
一方、マイレージプログラムでは基本価格をベースに必要マイル数を算出しているのでエコノミーとビジネスの差はそんなにありません。
アウラニ・ハワイを例にすれば、エコノミー40,000マイルに対して、ビジネス65,000マイル。それならビジネスに乗りたいって思うのは管理人だけでしょうか?みなさんもそう思いません?
ANAマイルをためると、海外ディズニーに行けるだけでなく、『ビジネスクラスで海外ディズニーにいく!』もだいぶ敷居が低いんです。
いいですね、『ビジネスクラスで海外ディズニー。』
用語解説
区間基本マイル
IATAという航空会社が加盟している協会が定めたおおよその空港間の距離。
ブロックタイム
飛行機が出発空港のスポットを離れた時刻から、到着空港のスポットに到着した時刻までの時間。つまり、飛行機が動き始めてから止まるまでです。飛行時間よりも20分程度長くなります。
ブロックタイムが往路と復路で違う理由
飛行機は、地上20,000フィート(約6,000m)から40,000フィート(約12,000m)を飛行します。北緯20度~60度のそのあたりの高度では、偏西風とよばれる西から東への風が吹いていて、高くなればなるほど強く、夏より冬のほうが強くなります。
その風速は、冬の40,000フィートになると時速350kmをこえることも。
飛行機はその風の中を飛ぶので、時速800kmで飛ぶ飛行機といえどもまともにその影響を受けます。ですので、東に向かう便の飛行時間は短く、西に向かう便は長くなります。
動く歩道を普通に歩くのと、逆向きに歩く違いというところでしょうか。