海外旅行保険はどうしよう?

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海外ディズニーにいくときなど海外旅行にいくときに不安なことは、病気やケガのことではないでしょうか?

海外での医療費は日本に比べるとかなり高いという話をよく聞きますよね。

その辺の不安をカバーしてくれるのが海外旅行保険です。ここでは、海外旅行保険について考えていきたいと思います。

世界の医療費水準

まずは、世界の医療費水準を確認していきたいと思います。

各国の比較

例えば、盲腸になった場合。盲腸はだれでもいきなりなってしまう可能性ってありますよね。主要国での盲腸の医療費を比較したいと思います。

盲腸医療費
日本40万円
ホノルル250万円
ロサンゼルス180万円
カナダ150万円
オーストラリア100万円
フランス85万円
インドネシア85万円
シンガポール80万円
フィリピン40万円
タイ10万円

もちろん、ざっくりした数値です。でも、だいたいこれぐらいだというのは出ていると思います。

救急車

欧米は、日本に比べるとかなり高いですね。日本は40万円ですが、公的な医療保険(健康保険)があるので、実質負担は10万円程度。30万円は健康保険が負担してくれます。

海外で医療を受けた場合、日本の健康保険から海外療養費として支給されますが、日本で治療を行った場合にかかる医療費の保険負担分(30万円程度)のみなので、確実に不足します。

例えば、ホノルルの場合、250万円のうち30万円は健康保険の海外療養費として支給を受けることができますが、残る220万円は自己負担となります。

医療費への備え

海外旅行へ出発する時点では、誰しも自分が病気やケガになるとは思っていないと思います。

でも、いつどんな病気・ケガに遭遇するかなんてわかりませんよね。

だから、それに対する備えは絶対にしておくべきです。ただでさえ言葉の壁があるわけですので、お金の壁はなくしておきたいところです。

各国の比較をみても、北米系が特にバカ高ですね。入院2~3日の疾病でこの値段ですから、もっと重症で入院が長期化したら・・・。アメリカで肺炎・肺結核になり数十日の入院で9,000万超の治療費なんて例もあるようです。

万が一のために、保険に加入しておかなければと思いませんか?

海外旅行保険

海外旅行で必要な補償を得られる保険です。『疾病』『傷害』『死亡・後遺障害』『救援者費用』『携行品損害』『手荷物遅延』などを補償する保険です。

保険イメージ

必要な保障

一番重要なのは、病気をカバーする『疾病』とケガをカバーする『傷害』でしょう。

各国の比較でみたように、旅行先によって事情は変わりますが、欧米の場合、医療費バカ高なので2,000万程度は必要だと管理人は考えています。

アジア圏なら500万程度でいいのかなと思います。

あと、数十円の保険料に対して1億程度の補償がある『賠償責任』。他人の物を壊したり、ケガをさせたりしたときの補償です。これも重要でしょうね。

あとの『手荷物遅延』『携行品損害』は、損害額がそんな大きくならないので、あればいっかぐらいの感覚でいいと思います。

クレジットカード付帯の海外旅行保険

クレジットカード

みなさんがもっているクレジットカードに付帯している保険です。カードホルダーに対する優待として海外旅行保険が付帯しているクレジットカードがほとんどです。

うれしいことに、『疾病』『傷害』については、各カードの補償額を合計することができます。なので、複数枚クレジットカードをもっていれば、『疾病』『傷害』の補償額が300万~500万になっているのではないでしょうか。(重複保険については、次項参照)

クレジットカードによって差がありますが、だいたい1枚で100万~500万の疾病・傷害がついています。今持っているカードの補償額を確認しておきましょう。

注意点としては、後述しますが自動付帯か利用付帯かということ。家族で海外旅行する場合は家族に対する補償がどうなっているかということです。

保険会社の海外旅行保険

保険会社各社が海外旅行保険を出しています。クレジットカードに付帯している補償額では不足する場合は、こちらで増額しておきましょう。

損保ジャパン日本興亜やジェイアイ傷害火災なら、補償額のカスタマイズ(フリープラン)があるので必要な補償だけ増額することができます。

カード付帯保険

自動付帯と利用付帯

クレジットカードに付帯している保険には、2種類あって自動付帯と利用付帯というのがあります。

自動付帯というのは、クレジットカードを持っているだけで付帯保険が適用されるというもの。

利用付帯というのは、旅行代金の支払いや空港までの公共交通機関の支払いをするとその支払いをした旅行に限り付帯保険が適用されるというもの。

もちろん、自動付帯の方がいいです。

重複保険

重複保険(ちょうふくほけん)とは、同じ保険内容の保険にいくつも入っていることを言います。

(余談:管理人は「じゅうふく」って呼んでました。日本語って難しい。)

クレジットカードを何枚ももっていると、付帯している海外旅行保険が重複します。

保険が重複している場合の、各保険で補償される保険金上限は

保険の種類保険金上限
傷害死亡・後遺障害各保険のうち、最高金額が上限。
その他各保険の合計額が上限

このようになります。

『傷害死亡・後遺障害』以外は、保険金額が足されていくということです。例えば『傷害』の付帯保険が200万のカードと100万のカードをもっていると300万の補償があるということになります。

管理人の場合

管理人が海外に行く場合は、欧米に行く場合とそれ以外で考え方を分けています。もちろん、医療費事情が国によって変わってくるからです。

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欧米以外の場合

管理人が欧米以外に行く場合は、管理人自身はクレジットカードに付帯している保険オンリーです。それでも十分なぐらい保険金額があります。

 付帯傷害死亡

 

後遺障害

疾病傷害賠償携行品救援者
ANAプラチナプレミアム自動10,00050050010,0001001,000
SPG AMEX自動5,000200(自動)
+100(利用)
200(自動)
+100(利用)
4,00050300
エポス自動5002702002,00020100
イオンゴールド自動3,0001002003,00030100
ANA ToMeCard PASMO
(ソラチカ)
自動1,0000000100
 ANA TOKYU POINT自動1,000  0 000100
保険金額 10,0001,0701,10019,0002001,700

『疾病』『傷害』については1,000万を超えているのでこれでいいかなと思っています。

ちなみに、各カードの被保険者は

 本会員家族会員家族
ANAプラチナプレミアム〇※1
SPG AMEX×〇※2
エポス××
イオンゴールド×
ANA ToMeCard PASMO
(ソラチカ)
×
 ANA TOKYU POINT×

※1家族会員以外の家族は、死亡・後遺障害が1,000万円に減額。

※2基本カード会員以外は、死亡・後遺障害が1,000万円に減額。

となっています。家族については、家族カード保有者やそのほかの家族について扱いが変わるので注意が必要です。特に、お子さんは被保険者になれるクレジットカードが少ないので注意が必要ですね。

欧米の場合

欧米への渡航の場合は医療費用水準が高いことを考慮して、クレジットの保険に加えて『疾病』『傷害』について2,000万円を海外旅行保険で補充しています。(保険金額1,000万でも2,000万でも保険料はそんなに変わりません)

補充については、損保ジャパン日本興亜の海外旅行保険OFFがオーダーメイド対応(個人プランのみ)なので便利ですし、三井住友海上の『ネットde保険@とらべる』も疾病と傷害のみを補充するプランがあって使いやすいです。

まとめ

欧米以外であれば、クレジットカード本会員の補償はカード付帯の保険で十分だと思います。ただし、どんなクレジットカードをもっているかによって変わってくるので、一度みなさんが持っているクレジットカードの付帯保険の保険金額を確認してみてください。

不足するなら、エポスカードのような年会費無料だけど自動付帯の付帯保険があるカードを追加しておきましょう。

あとは、家族で海外旅行する場合は家族カード会員やおこさんなど、本会員とは補償額が変わってくるので不足する部分は保険会社のオーダーメイド型の保険で補充してください。

保険は万が一なにか起きると非常に重要なものです。各自保険については被保険者、保険金額などについて十分に確認してください。この記事の内容について正確性を保証するものではありません。


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