海外旅行で必ず必要なものは現地通貨ですよね。
最近は、クレジットカードでほとんど事足りますが、現金もある程度は必要です。どこで両替するのがいいのかを調べました。シンガポールドル(SGD)編です。
シンガポールドル(SGD)への両替
どこでできる?
シンガポールドル(SGD)への両替は
- 日本の空港(羽田空港の銀行窓口)
- シンガポールチャンギ空港銀行窓口
- シンガポールチャンギ空港ATM
- シンガポール町中のホテル
などでできます。日本人の場合、準備万端で旅行するひとが多いため日本の空港で両替する人も結構多いと思いますが、どこで両替するのが一番お得なのでしょう。
どこで両替するのが一番お得?
12時間程度の時間のづれがありますが、この4か所の実際の交換レートを調べましたので比較していきます。
日本の空港(羽田空港の銀行窓口)の場合
1シンガポールドル87.89円です。
シンガポールチャンギ空港銀行窓口の場合
100円=1.183SGDなので、1シンガポールドル84.53円です。
シンガポールチャンギ空港ATMの場合
クレジットカードのキャッシング機能を使って現地通貨をおろした場合です。
1シンガポールドル83.194円です。
シンガポール町中のホテル(マリーナマンダリンフロント)の場合
1000円=11.61SGDなので、1シンガポールドル86.13円です。
まとめると
両替場所 | レート(1SGD=) |
シンガポールチャンギ空港ATM | 83.194 |
シンガポールチャンギ空港(銀行窓口) | 84.53 |
シンガポールチャンギ町中のホテル | 86.13 |
日本の空港(羽田銀行窓口) | 87.89 |
1番レートが悪いのは、羽田空港の銀行窓口での両替です。
レートが一番いいのはATMですが、ATMの場合は別途利用手数料や利息が2~3%かかるため実質的には85.5円程度になります。総合的にはシンガポール・チャンギ空港の銀行窓口がベストになります。
ですので、空港到着後に銀行窓口で使いそうな額より少なめに両替をして、不足すれば町のATMでキャッシングが一番いいと思います。空港でも町中でもATMのレートは同じでした。
ATMでシンガポールドルを引き出す
どの銀行のATMを使うか?
シンガポールチャンギ空港にも町中にも、あちこちに銀行ATMが置かれています。各社、違いがあるのでまとめておきます。
銀行名 | 英語対応 | 日本語対応 | 最低引出額 |
DBS | 〇 | × | 20シンガポールドル |
OCBC BANK | 〇 | × | 50シンガポールドル |
CITY BANK | 〇 | 〇 | 100シンガポールドル |
シティーは、日本語対応していますが、100SGD以上引き出さないといけません。現金は小さな買い物で使うのであまり多く引き出さないのであれば、お勧めできません。
DBSは20SGDから引き出せるので便利です。日本語対応はないですが、簡単な英語なので大丈夫です。旅行者にも人気で、横に他社のATMがすきすきなのにDBSのATM前は行列ができていました。
ATMの使い方
各社ほぼほぼ同じです。ここでは、おススメのDBSのATMの使い方です。
1.クレジットカードを入れる
(左上画像)画像〇印1の緑の丸いところにクレジットカードを入れます。日本のようにスッと入ってくれません。押し込む感じですね。えっ、これ詰まって出てこないんじゃない?と心配になりますが、大丈夫です。
ちなみに、シンガポールではVISAとMasterが強いですね。このATMではほかに、アメックス、ダイナースが使えます。JCBはダメです。
2.暗証番号を入力
(中上画像)『Enter PIN』と画面にでます。クレジットカードの4桁の暗証番号を画像〇印2のところで入力します。最後に『Enter』ボタンをおします。
PINとは、Personal Identification Number の略です。
3.引出しを選択
(右上画像)画面に
- Cash Withdrawal
- Balance Enquirty
と表示されるので、画面(タッチパネルです)の画像〇印3の『Cash Withdrawal』にタッチ。
- Cash Withdrawal・・・現金引き出し
- Balance Enquirty・・・残高照会
4.伝票ありを選択
(左下画像)画面に
- With Receipt
- Without Receipt
と表示されるので、画面(タッチパネルです)の画像〇印4の『With Receipt』にタッチ。
- With Receipt・・・伝票あり
- Without Receipt・・・伝票なし
海外の利用なので、一応伝票ももらっておきましょう。
5.クレジットカードを選択
(中下画像)画面に
- Current
- Saings
- Credit/Charge Card
と表示されるので、画面(タッチパネルです)の画像〇印5『Credit/Charge Card』にタッチ。
- Current・・・当座預金
- Saings・・・普通預金
- Credit/Charge Card・・・クレジットカード
6.引き出したい金額を入力
(右下画像)画面に金額表示と
- Proceed
- Amend
と表示されるので、画像〇印6で引き出したい金額(20ドル以上10ドル単位)を入力してから、画面(タッチパネルです)の画像〇印7『Proceed』にタッチ。
- Proceed・・・すすむ
- Amend・・・やりなおす
7.現金とクレジットカードがでてきます。
クレジットカードが入れたところから、現金が右上画像の画像〇印8のところから出てきます。
これで、無事現金の引き出しの完了です。
まとめ
シンガポールドルは、シンガポール到着後シャンギ空港の銀行窓口で必要と思う額より少なめに両替しちゃいましょう。
それで、不足すれば町に設置してされているDBSのATMでクレジットカード(VISA、Master、AMEX、Diners)を使ってキャッシングしましょう。それが一番条件がいい両替です。
20ドルから引き出せますので、柔軟に現金補充できますよ。DBSのATMは町中や、ショッピングセンターなどにもあります。
1点注意。普段日本でキャッシングしない人は、キャッシング限度額を0円設定にしていることと思います。そのままだと海外でもキャッシングできないので、10万円ほどの限度額に変更しておきましょう。