航空券を無料で手に入れることができれば世界中どこへでも旅行にいくことができます。
それを可能にしてくれるのが航空会社が提供するマイレージサービス。ここでは、ちょ~お得なANAのマイレージサービスの仕組みについてまとめていきます。
ANAマイレージ
ANAマイレージとは
ANAが提供するポイント(マイレージ)プログラムです。正式には、ANAマイレージクラブ(略してAMC)といいます。
マイルを貯めて、それを便利に使うというプログラムです。
貯め方は、飛行機に乗ればもちろんマイルが貯まりますし、クレジットカードの利用で付与されるポイントや、Tポイント、Ponta、ポイントサイトのポイントなどをANAマイルに交換することもできます。
使い方は、特典航空券に交換したり、他のポイントに交換したりもできます。もちろん、ショッピングのお支払いで使うこともできます。
そんななかでも、特典航空券に交換するのが一番お得。断然お得。くらべものにならないくらいお得です。旅行が好きなら間違いなくマイルを貯めて無料で航空券を獲得しちゃってください。
公式サイトは、こちらからどうぞ。
ANAマイルを集めるメリット
ANAマイルを集めるメリットは特典航空券に交換できることです。なぜ、特典航空券に交換することがメリットなのか。
それは、とても有利な条件で航空券を入手できるからです。
エコノミークラスなら、盆正月GWを除いてアウラニ・ディズニーのあるハワイは往復で4万マイル、カリフォルニア・ディズニー、フロリダディズニーワールドの北米は往復5万マイル、ディズニー・パリの欧州は往復5.5万マイルあれば無料航空券をもらうことができます。
マイルといわれても、はじめてのかたにはピンときませんよね。管理人もそうでした。簡単にいうとANAがやってるポイントです。
クレジットカードに付与されるポイントや、ヤフーショッピングなどでたまる『Tポイント』、ありとあらゆるポイントをマイルに交換して貯めていきます。
その集まったマイルを特典航空券に交換すると、ちょ~お得になるんです。
いろんなポイントをマイルを交換するときは、1マイル=1円相当で交換できるんですけど、そのマイルを航空券に交換する段階では、1マイル=1円の価値ではないのです。1マイルの価値が1円ではなく、それ以上に増えちゃうんです!!!
1マイルの価値
マイルを各クラスの特典航空券に交換したときの1マイルの価値はおおむね次表のようになります。
クラス | 1マイルの価値 |
エコノミー | 2円~5円 |
ビジネス | 5円~15円 |
ファースト | 13~16円 |
根拠については、こちらの記事をどうぞ。
この表をみると、ファーストクラスの特典航空券に交換するのが一番お得ですよね。1マイル1円でためたマイルが、13~16円で使えるということです。
実際に、ファーストクラスでフロリダ・オーランド(もちろんディズニーワールドがあるところ)までの航空券を普通に買えば、200万円以上します。
でも、特典航空券なら150,000マイルで交換できるんです。つまり、15万円相当のポイントをマイルに交換すれば、200万円以上のフロリダ往復のファーストクラス航空券が手に入るということです。あり得ないお得感です。
エコノミーでも十分メリットがあるんですが、エコノミーよりはビジネスクラス。ビジネスクラスよりは、ファーストクラスの方が、さらにメリットが増すということですね。
ANAマイレージクラブへの入会
ANAマイルを貯めるための準備といいましょうか。ANAマイルを貯めるアカウントを作る必要があります。それがANAマイレージクラブへの入会です。
いくつかの入会方法があるのでまとめておきます。
ANAマイレージクラブカード
プロパー会員とでもいいましょうか。ANAのホームページから入会する方法です。もちろん、入会費も年会費も無料です。
ANAのホームページの左上に「ANAマイレージクラブに入会する」ボタンがあるので、そこから入会することができます。しばらくすると、AMCマイレージクラブカードが届きます。そのカードには、「お客様番号」(赤枠)と名前が印字されているので、その番号と入会申し込みの時に設定するwebパスワードでANAマイレージクラブの会員webページにログインできるようになります。
このカードは、クレジットカード機能などはなく会員証としてのカードです。0才から保有することができますので、家族旅行などでANAに乗る機会にANAマイルをお子様分も貯めることができるので、家族全員でマイルを貯めてください。
ANAカード(クレジットカード)への入会
ANAカード(クレジットカード)に入会することでもANAマイレージクラブに入会することができます。というか、ANAカードを保有することで自動的に入会することになります。
管理人が持っているANAカードはANA VISA カードとソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)です。こららのカードはANAカードですから、ANAマイレージクラブに自動入会となります。赤枠で囲んでいる部分に、10桁の「お客さま番号」が印字されています。
そのお客様番号がANAマイレージクラブの会員番号のようなものです。その番号と、クレジットカードに入会したときに届く葉書に記載されているパスワードでANAマイレージクラブのwebにログインできるようになります。
会員webページでは、ANAマイルの管理や、特典航空券への交換、各ポイントへの交換などができます。
お客様番号の重複
ANAカードを複数枚もっていたり、事前に会員登録していたりすることで、一人で複数のANAマイレージクラブのお客様番号を持つことになります。管理人も4つほどお客様番号を持っています。
複数のお客様番号でそれぞれwebで管理するのは大変ですから、お客様番号を統合できるようになっています。
ANAカードの入会申し込み時に、すでにAMC会員である人のためにお客様番号を記入する欄があります。そちらにすでにもっているお客様番号を記入した場合は、自動的に統合されています。
また、統合されていない場合は、ANAマイレージクラブの会員webのマイページからお客様番号の統合ができるようになっています。
ここで注意点。複数のお客様番号を統合するとメインカードというのが1つ設定されます。カード入会時にすでにあるお客様番号を記入した場合は、新しく作ったカードがメインカードとなります。
そのメインカードの変更もマイページからできますので、状況に応じて変更してください。
もちろん、お客様番号を統合すれば、それぞれにたまっているANAマイルについても統合されます。
家族のマイルを合算-ANAカードファミリーマイル
家族間でのマイルをあわせて利用する「ANAカードファミリーマイル」という制度があります。
メインカードの保有マイルと家族カード(主に配偶者が持つ)の保有マイル、さらには、18才以下のお子様が持つANAマイレージクラブ会員の保有マイルを合算して特典航空券に交換することができます。
一人だけだとマイルが不足していても、家族の保有分をあわせて特典航空券に交換することができるので、ANAマイルの活用の幅が広がります。
みんなの疑問
管理人は、数年前までマイルを貯めることに興味なしでした。だって、
- 普段飛行機に乗らないから、マイルなんで関係のない人間だ。
- どうせポイントサービスなんだから大量に貯めるなんて至難の業だ。
という先入観で満たされていましたから・・・。でも、いろいろと調べてマイルのことを知ってしまった今では、なんでもっとはやくマイルを貯めなかったんだという気持ちでいっぱいです。
マイルって得なの?
3年弱マイルを貯めてきた管理人が思うと事は、『マイルってホントに得だ~!』。
こんなにお得な制度が改悪されないことを祈る毎日です。
とにかく、『お金を使わずに集めたマイルでビジネスクラスの航空券が手に入る』といっても過言ではないほど。
普段の生活でクレジットカード決済するだけてもらえるポイントをマイルに交換したり、銀行や証券、FXの口座開設をしたり、アンケートに答えたり・・・。それだけです。
マイルを貯めるためにお金は使いません。今まで通りの生活のなかでマイルが貯まる方法を使っていくだけです。少しの手間が増えるだけです。それでマイルが貯まるんですから、『得』と言わずしてなんというのでしょう。
普段飛行機に乗らないけど大丈夫?
マイル(マイレージプログラム)って『飛行機にのるとマイルがもらえてそれを貯める』がベースにあるポイントプログラムであることは事実です。
でも、飛行機に乗らなくてもマイルを貯めることはできます。しかも大量に。どれぐらい大量かというと、管理人の場合、アウラニ・ディズニーのあるハワイまで家族4人分の往復航空券に交換できるマイルをわずか半年でためることができました。
管理人のマイル獲得記録をまとめている記事があるので、興味があればこの記事を最後まで読んだあと見てください。とりあえず、この記事を読み進めてみてください。
JAL or ANA?どのマイルを貯めるべき?
マイル(マイレージプログラム)といっても、各航空会社でそれぞれ実施されているんですが、どの航空会社のマイルをためるかということは重要です。
まずは、国内大手に絞りましょう。国内線、国際線も充実していますし、国内で提携しているショップ、カード、店舗も豊富です。つまり、マイルをためる機会、マイルを使う機会が豊富だからです。
じゃあ、ANAとJALのどっちがいいか? ・・・ずばり、ANAの一択です。
飛行機に乗ってマイルをためることができるかたは、どちらでもいいと思いますが、管理人も含めポイントサイトや、クレジットカード利用でマイルを貯めるかたはANAを選ぶべきです。
なぜなら、ANAマイルのほうがためやすいからです。ポイントサイトや、クレジットカードでためたポイントは圧倒的にANAマイルに交換しやすいからです。
ANAマイルを貯める
じゃあ、どうやってANAマイルを貯めていくかを説明していきます。とにかく、生活していくなかのいろんな場面でANAマイルを貯める機会があります。もちろん、ANAの飛行機の乗ったらマイルがたまりますが、それ以外にもいろいろとあります。というか、それ以外のほうが重要。
管理人だって、飛行機に乗ることなんてそんなにありません。飛行機に乗らなくたって1年で数十万マイル貯めることもそんなに難しいことではないんです。数十万マイルあれば、家族全員でハワイだって行けるんです。
ANAマイルを貯めるイメージを書いてみます。
こんな感じ。
ヤフーでネットショッピングすると、ハピタスポイントとヤフーショッピングで貯まるのTポイントが貯まります。
旅行でホテルに泊まるとハピタスポイントとじゃらんポイントと貯まります。
クレジットカード利用するとクレジットカードに付与されるポイント(ANAカードの場合はワールドプレゼントポイント)が貯まります。
焼肉屋さんの覆面調査をすれば、ちょびリッチポイントとクレジットカードのポイントが貯まります。
とにかく、生活のなかのいろいろな場面で貯まっていくポイントがあります。そのいろんなポイントをANAマイルに交換していくんですね。
そのポイントをANAマイルに貯めてほぼ(サーチャージとかは必要)無料で旅行にいければ、こんなにいいことはないと思います。さあ、ANAマイルを貯めましょう。
ANAマイルの大量獲得方法については、こちらの記事をどうぞ。
まとめ
管理人は2016年まではマイルなんて飛行機に乗る人が貯めるもの!という思い込みがあって全く興味すらありませんでした。
ひょんなことから、マイルがとってもお得なことを知って貯め始めたんです。はじめはそんなたまらないだろうなと思いながら・・・。ところがどうでしょう。2019年1月現在で300万マイル近くも貯まっています。家族4人でハワイ18往復相当。もうお得というレベルを超えていますね。
旅行が好きで、マイルをまだ貯めてないよという方、ぜひマイル集めに参加してください。根気と努力があれば、必ずといっていいほど大量マイルがたまります。年に1度家族で海外旅行がタダでいけるとなるとやる気も湧いてきませんか?