ハワイ・オアフ島に2011年8月にオープンしたアウラニ・ディズニーリゾート&スパ。ホノルル国際空港からワイキキとは反対の西に30分ほど走ると、そのリゾートがみえてくる~!
コオリナ地区の美しいビーチとコオリナゴルフクラブに挟まれた21エーカー(エーカーってどんな広さかはわかりません(笑))の広大な敷地に建てられた15階建ての建物。
はやる気持ちを必死に抑えて、久々のあまりわからない英語を駆使しながらチェックインっ。(もちろん、日本語の通じるスタッフもいます)
アウラニ・ディズニーリゾート 3つのツボ
まずは、管理人が感じたアウラニ・ディズニー・リゾートの3つのツボについてです。
- ディズニーキャラクターが普通にリゾート内を歩いている
- 滞在期間中、ドリンクが飲み放題
- プールでタオルが借り放題
ディズニーキャラクターが普通にリゾート内を歩いている
東京ディズニーランドなら、キャラクターを見つけようものなら一瞬で人だかり。でも、アウラニでは一人ぼっちで歩いてるミッキーやミニーを見かけることも・・・。
そんな、なにげない景色のなかにディズニーフリークの心をつかむ何かがあるのでしょう。
東京でのキャラグリでは、1組1組に丁寧に対応され、洗練されたシチュエーションで会うことができます。一方、アウラニではアロハシャツを着たミッキーたちと自然な感じで会うことができるんです。ミッキー、ミニー、プルートと同時に写真と撮ったりなんかもできちゃいます。
東京のミッキーは仕事中のかっこいいミッキー、アウラニのミッキーはプライべートでフレンドリーなミッキーって感じでしょうか?
アウラニのなかにある2つのレストランのうちの一つ『マカヒキ』(Makahiki)では、朝食や夕食時にミニー、デイジー、スティッチ、プルート、グーフィーなどいろんなキャラクターがテーブルにやってきて楽しい時間を過ごせます。
まわりのお客さまもガツガツ感がなく、『あ~、スティッチきてくれたよ~。写真とらない?』みたいなノリです。下の弟くんにいたっては、時差の影響もあるのか爆睡しております・・・。
ちなみに、最後まで爆睡していた弟くんは、やさしいウエイトレスさんが、まったく飲まずに残していたジュースを紙コップに入れ替えてテイクアウトできるようにしてくれた上に、料金無料に。そんな神対応に感動し、チップを少しはずんでおきました。
また、子供たち参加型のイベントや、アンティー(おばさん)アンクル(おじさん)の歌など、食事中ずっと楽しめる工夫がされてます。
滞在期間中、ドリンクが飲み放題
2つ目のツボは、リフィラブル(お替り自由)のマグカップが$18.99で販売されていること。関西人の管理人は即購入。『1つ買えばみんなで飲めるやんけ~』と思いつつも、日本では未公開(2017年3月10日公開予定)の『モアナと伝説の海』をモチーフのマグやら、色違いやら、結局3つ購入。
で、すごいところは滞在期間中ずっと使えちゃうってところです。日本人ではせいぜい1週間程度でしょうが、外国からのお客様の話を盗み聞きしていると『2週間目だよ~』なんて人も・・・。うらやましい。
でも、たしかにここのリゾート、2週間ぐらいいても飽きないような雰囲気を醸し出しています。
で、結局のところこのリフィラブルマグで元をとれたかといいますと、4、5泊程度だと徒歩5分のABCマートでペットボトルを買うのとそうは変わらないと思います。
でも、そういうことをいいたいのではなく、飲みたいときに氷の入ったドリンクが飲める。滞在中どれだけのんでもいいよ。というシステムにアウラニ・ディズニーリゾートのホスピタリティーが表れているように思います。
大阪の某US●の『そこでお金取る~???』とは大違いなのです。
P.S. リフィラブルマグは『ウルカフェ』(ULU CAFE)、『ザ・ラバシャック』(THE LAVA SHACK)、『ワンパドルツーパドル』(ONE PADDLE TWO PADDLE)で販売されています。
プールでタオルが借り放題
3つ目のツボ。これも何気ないサービスですが、意外と便利なんです。宿泊者はルームカードがチェックイン時に渡されます。そのルームカードをプールサイドに2か所あるカベレコーナーで提示すれば、リストバンドがもらえます。
リストバンド-日によって色が変わるそのリストバンドがあれば、プールの利用がOKになり、カベレコーナーでタオルを何枚でも何回でももらうことができます。
厚めのタオルなので寒くなったときにも使えるし、チェアーに敷きたいとき、もちろん濡れたとき、ビーチにいってタオルが砂まみれになったとき、新しいタオルがほしいと思えば手に入る。こんな便利なことはありません。
ここでも、タオルがいつでも使えるよ!ということだけを言いたいのではなく、すべてがそういった考え方で作られているリゾートだよってことです。
アウラニ・ディズニーリゾート 3つの魅力
続いては、管理人が感じたアウラニ・ディズニー・リゾートの3つの魅力についてです。
- 充実したインクルーシブ(無料)プランがある
- 世代を問わず楽しめる
- プール・海・レストランの構成が抜群にいい
充実したインクルーシブ(無料)プランがある
まずは、毎日のスケジュールが記載されている『ザ・デイリーイヴァ』(the daily ‘IWA)をご覧ください。ザ・デイリーイヴァは、フロントデスクなどで手に入ります。
スタートは朝の6時から。これは1月4日のイヴァですが、この時期の6時はほぼ真っ暗状態。かすかに東の空が明るくなりだすころビーチで『サンライズヨガ』(ほとんど無料ですが、これは有料)がスタートします。
そこから、夜の8時頃まであるわあるわアクティビティーの数々。おそらく、全部経験しようと思えば、ほんと2週間ぐらいいないと無理なぐらい。しかも、ほぼすべてでノーチャージのインクルーシブプランです。(関西人なので、ココ重要)
ここに載っているもの以外にも、敷地内で専用デバイスを片手に繰り広げられるメネフネ・アドベンチャートレイル。
謎を解きながら、隠れた像をさがし、散りばめられた魔法を発見していくアクティビティーです。
夜になると、ファイヤーピットで開催されるモオレロ・ストーリーテリング。話の達人のアンクル(おじさん)がハワイの伝説や言い伝えを英語で話してくれます。(英語のため、いくら話上手でも管理人には関係ございませんが、内容がわからなくても雰囲気で満足?)
芝生のうえでは、オハナ・ディズニームービーナイトが開催。『モアナと伝説の海』や『アナと雪の女王』が上映されていました。
もちろん、キャラクターグリーティングも開催されます。昼過ぎからプールサイドで、10回程度開催されます。
会えるキャラクター、組み合わせは日によって変わります。時間と場所は、ホテル内の電話(日本語対応)で朝9時に確認できるので必ず会いたいキャラクターがいるのであれば、会い逃すこともありません。
また、ゲリラ的に出没するキャラクターもいるので、キョロキョロしとけば会えるかも・・・。
とにかく、書ききれないほどのアクティビティーがあってほんと一度いくとまた行きたくなるアウラニ。有料のプランなども含めると、さらに幅の広がる体験ができそう。
もちろん、管理人も『また行きたい~』となって帰ってきているわけです。
世代を問わず楽しめる
上述したようにいろんなプランのおかげで、3世代で訪れても各世代でいろいろな楽しみ方ができます。その中でも、子供たち(3才(トイレひとりでできる)~12才)にはすばらしいキッズルームがあります。
2つ目の魅力は、アンティーズ・ビーチ・ハウス(Aunty’s Beach House)です。
託児所かと思いきや、さにあらず。『遊びの玉手箱や!』と思わず彦摩呂になってしまうその内容。うちの子どもたちが話せるのは、『関西弁』のみ。標準語も英語も一言も話せないので、心配していたわけですが・・・。
アンティーズ・ビーチハウスは、完全に子供の国。大人の入場は、AM8:00-AM9:30のオープンハウス時間のみで、それ以外は大人の入場は認められていないのです。
そんな場所に子供たちを送り出すのは、『崖に突き落とすも同然』と甘やかしが過ぎる管理人でしたが、チェックインから2時間が経って、夕食のためにお迎えにいくとすっかり馴染んでおりまして、下の弟くんにいたっては『もっとあそぶ~~~!!!』と駄々をこねだす始末。
スティッチズ・スペース・グーというスライムづくりイベントに参加『イエス』も言えない子供でもすっかり魅力にはまる、まさに『あそびの玉手箱!』なのです。
アンティーズ・ビーチハウスはこれまた無料。(あはは) ランチとディナーの提供もあって(これは有料)、なんならAM9:30-PM9:00までぶっ通しで遊ぶことも可能。
その間に、お父様はむかいのコオリナゴルフクラブへ。お母さまはエステへ。ってこともOKです。
アンティーズ・ビーチハウスには、資格を持った専属スタッフが数多くいますし、アレルギー対応もしています。実際に、うちの弟くんは卵アレルギーもち。
チェックインのときも手洗いを徹底していますし、内部も清潔に保たれています。安心して、送り出せるアンティーズ・ビーチハウスなのです。
予約方法、チェックインなどの詳細は、こちらです。
プール・海・レストランの構成が抜群にいい
3つ目の魅力です。海ってみなさん好きですか?管理人は、いろいろと後片付けやべたべたとする塩気、砂がいやで、あんまり好きではないのです。なら、ハワイにいくなという話ですが・・・。
でも、アウラニのビーチはなぜが嫌ではなかったんです。
ホテルには、エヴァタワーとワイアナエタワーに挟まれたワイコロヘ・バレーにいろいろなプールが配置されています。
プールからビーチへは、階段を10段ほど下って1、2分。近すぎず、遠すぎず、絶妙の距離感がいいんですかね。
ビーチは、人口のラグーンになっていて、やや遠浅になっています。
また、ビーチチェア、パラソル、ライフジャケット、ブギーボード(ボディーボード)、砂遊び道具がビーチそばにある『マキキ・ジョーズ・ビーチ・レンタル』(Makiki Joe’s Beach Rentals)で無料(なんどもいいますが、ココ重要)で借りることができます。
ビーチから引き上げるときも、借りたものはすぐに返せるし、チェアやパラソルはそのままでOK。
砂がついたタオルは返却口へ返して、ビーチからプールへの階段を上ると足元へのシャワーでスッキリ。体が冷えていれば、近くにあるホットタブ(Hot tub:温水ジェットタブ)で温まることもできました。
階段には、砂をお掃除するキャストがいて、常にきれいな状態。
プールサイドにあるトイレも、ありがちな『水浸し、砂まみれ、トイレットペーパー散乱』ではなく、こちらもきれいに清掃されていて気持ちよく使えます。(ワイキキでは、 シェラトンですら『水浸し、砂まみれ』でした)
そんなこんなで、ビーチも楽にたのしめます。
そして、2つのレストラン。プールそばに、『マカヒキ』(Makahiki)。ビーチそばに、『アマアマ』(’AMA’AMA)があります。その距離感もこれまたちょうどなんです。
マカヒキとプールの間には、『コイポンド』(Koi-pond)があって、マカヒキではプールでのワイワイ感はいい意味で伝わってこず、落ち着いた雰囲気。
また、アマアマとビーチの間には、ほどよい高低差と『カサベラ』といわれる有料プライベートゾーンが設けられていて、これまたビーチとレストランが近すぎず、遠すぎずなんです。自然と人工物の境界とでもいうんでしょうか。絶妙の空間があるんです。
客室の2つのタワー、それに挟まれたプール群、少し離れたビーチ(ラグーン)そしてレストラン。計算された配置、行き届いた管理がなんとも居心地ののいい空間を作り出しています。
さすが、ディズニーというべきアウラニ・ディズニーリゾート&スパでありました。
数々の受賞歴
これだけの魅力があるアウラニ・ディズニーリゾート&スパですから、いろいろな賞を受賞しています。
- Fodor’s 2016 Family-Friendly Resorts for Summer Vacations 1位
- TRAVEL+LEISURE World’s Best:Family Travel 2015 Hawaii 1位
- READERS’ CHOICE AWARD 2016 Hawaii resorts for families 1位
他にも、いろいろと受賞しているようです。これらの受賞がどれだけの価値なのか管理人にはさっぱりですが、1番うえのフォーダーズは、世界的に有名な観光情報紙のようです。その会社が家族部門で世界1位に選ぶというのは、すごいことなんだろうと思います。
最後に
アウラニ・ディズニー・リゾート&スパがあるハワイまでの航空券を無料で手に入れる方法をまとめた記事があるので、ご紹介します。アウラニがぐぐっと身近になりますよ。