株式投資~資産1,000倍への道~その9 こんな銘柄はどうだろう?

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管理人は、株式投資歴27年8カ月。生涯投資家を目指しています。今の目標は、投資成績1,000倍。

自らの投資を見直すためにも、これからの投資生活のためにも株式投資についてまとめていきたいと思います。今回のテーマは、前回の『大きく値上がりする銘柄発掘法』に続いて、具体的な銘柄のご提案『こんあ銘柄はどうだろう!』です。

管理人の投資成績

管理人の2018年8月現在の投資成績は370倍です。

資産推移グラフ201808

こんな銘柄はどうだろう

前回はその8『大きく値上がりする銘柄発掘法』をテーマに抽象的な話でまとめました。

今回は具体的にこんな銘柄はどうだろうということで、実際の銘柄を取り上げて考えていきたいと思います。

アドバンスト・メディア(AMI)

銘柄コード3773の株式会社アドバンスト・メディアを取り上げたいと思います。英表記の Advanced Media Incorporated から頭文字をとってAMIとも呼ばれる会社です。

事業内容

一言でいうなら『音声認識』の会社です。最近、AI搭載のスマートスピーカーが話題になっていますよね。googleホームとかamazonエコーといったものです。

人間の発した言葉を認識して、それに対してアクションをするようなものです。これは今後確実に市場拡大していくと思います。

『クーラー設定温度27度』『照明明るく』『今日のテレビ映画は何?』なんて家電に言葉で指示する時代はもう実現しつつありますね。それはもっと広がって車だってそうなっていくでしょうし、いろんなジャンルでマンマシンインターフェイスが言語(音声)になってくることがかなりの確率で広がっていくと思います。

その分野で活躍するのが、AMIのような企業になってくると思います。音声認識は、例をあげたスマートスピーカーのようなもの以外にも活躍の場がいろいろとあって、AMIでは、翻訳分野やコールセンター、企業サイトのQ&AコーナーでのAI対話などの分野で現時点で多くのシェアをとっている会社です。

優位性-まだ無名

アドバンストメディア(AMI)ってきいても聞いたことがない企業名だと思います。それこそが優位性の1番です。なんの優位性かというと株価上昇にとっての優位性です。

前回のその8『大きく値上がりする銘柄発掘法』でも小さい企業が成長していくスピードは速く、株価の上昇速度、幅も大きいと書きました。まさしく、その条件に当てはまります。

まだ知らない無名企業⇒みんなが知ってる優良企業

という変化が株価を上げていきます。

優位性-業界シェアでは1位

一般消費者にはまだ無名でも、音声認識という業界ではそこそこの企業なんです。日本国内のマーケットシェアは1位。ただ、これからは国内のみならず世界を相手に戦うので、国内シェアという小さなパイで1位だからといって将来が確立されているわけではありません。

でも、優位性のある位置にある企業ということは間違いないと思います。

優位性-社長が株主

これまた前回の前回のその8『大きく値上がりする銘柄発掘法』にも取り上げましたが、創業者=社長=株主という構図は企業が成長する要素のひとつです。

ちなみに、AMIの社長鈴木清幸氏はAMIの2.9%。資産管理会社BSRは3.5%。合わせて6.4%を保有しています。

これぐらいの規模なら、半分もっていても不思議ではないですが、それなりの株数をもっているということは大事だと思います。

優位性-コスト構造

製造業は、販売量が増えれば増えるほど原材料や労務費、減価償却費が増えていく傾向があります。ちょっと難しくいえば変動費率が高いんです。

でも、AMIは音声認識という技術やプログラムさえあれば販売量が増えても比例してコストが増えることはありません。変動費率が低いんですね。

こちらの記事でもまとめていますが、こういったコスト体質の企業が売上高を伸ばす局面って株価が上昇しやすいのです。今のAMIは、赤字⇒黒字に転換する局面で、売上高の伸びが拡大しつつある局面にあります。

なので、利益が増えていく局面、株価が上昇しやすい局面ということです。

具体的に、この一年の売上高と営業利益の変化を見てみましょう。

単位(百万円)
  売上高 営業利益
2017年4-6月期 532 ▲111
2018年4-6月期 815 46

まずは売上高の伸びです。5.32億円⇒8.15億円と53%の増収です。この規模の会社にとってトップラインの伸びは重要だと思います。

つぎに、営業利益の変化です。1.11億円の赤字から0.46億円の黒字への転換。黒字への転換も重要ですが、それよりも重要なのが営業利益額の変化幅です。その変化幅1.57億円。

この変化幅の源泉はもちろん売上高の伸びになります。その売上高の増加幅が2.83億円。つまり、2.83億円の売上増加で1.57億円営業利益が増えたということです。

4-6月期というたった3カ月間の前年同四半期比較なので、すべてを物語っているわけではないですが、なにが言いたいかというと、売上高の増加幅の半分以上が営業利益になっているということです。経営者のかたならよくわかるでしょうが、売上高の半分が利益に結び付くなんて仕事はなかなかないものです。

ここで撮らぬ狸の皮算用をしてみましょう。売上高が8.15億から仮に16億に倍増するとしましょう。その増加幅8億の半分4億が営業利益になるとすれば、4.5億。売上が倍になると、営業利益は10倍になるという計算です。

この業績推移わかることは、

  • AMIは変動比率が低い会社
  • 赤字から黒字転換の局面
  • 売上高の増加率が大きい

これらは事実ですね。過去の業績推移のまとめです。そこから将来推測できることは

  • 利益の爆発的な増加

ということになります。

まとめ

今回は具体的にこんな銘柄はどうだろうということで、実際の銘柄を取り上げて考えてみました。直近2018年8月31日の終値は1,823円です。この株価が将来的にどうなるかは誰にもわかるものではありません。今回まとめてきたようなことから有望なのではないかと管理人は考えているということです。

この記事はアドバンストメディアへの投資を推奨しているわけではないですよ。株式投資をするうえで、銘柄選択するための考え方を具体的な銘柄を参考にまとめたものです。投資は自己責任です。自ら情報を集め、分析し、投資実行してください。それによる損益の責任は自分ですので・・・。


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