アメリカに渡航するときに必要な電子渡航認証・ESTA。パック旅行なら代理店がしてくれますが、個人旅行でアメリカにいくときには申請が必要です。
でも、ご安心。そんな難しい手続きではないんです。ESTAの申請方法をまとめました。
注意点
いきなり注意点からですけど、ESTAはアメリカの国土保障省の公式サイトから個人でも申請できるものです。しかも、日本語対応。
必要な費用は、1人14ドル。日本円で1,500円程度です。『ESTA』で検索をかけると代行サービスのサイトが数多くあって、10,000円近い費用を取るところもあります。
パット見、公式サイトっぽく作ってあるので注意してくださいね。入力の手間が少なくなるなってこともないですよ。
それでは、実際に申請!
- 申請には20分〜30分(一人の場合)
- スマホではなく、PCからの申請を推奨
- 申請費用はクレジット払い(14ドル/人)
- 家族などのグループでの申請も可能
間違えないように、国土保障省の公式サイトへのリンクを張っておきます。
それでは、実際にESTAの申請をしていきましょう。公式サイトを開きます。1人なら『個人による申請』を。2人以上なら、『グループによる申請』をポチッ。
2人以上の『グループによる申請』の場合、まずは連絡担当者の情報を入力します。
あとは、『新規の申請者を追加』をクリックして、申請したい人の情報を入力していきます。
1人づつ入力していきます。3人目、4人目になってくると慣れてくるので、サッツサッツサと入力していきがちですけど、大事な申請なので確認を怠らないようにしましょう。
入力時の注意点は、後の項目でまとめておきます。そんなに難しくはないです。日本語で入力欄が表記されているので指示どおりに入力していくだけ。
パスポートの番号や有効期限や住所、アメリカでの (ホテルなどの) 滞在先情報、過去の犯罪歴等の申告などをしていきます。
『個人による申請』なら自分の情報を入力すれば、支払に同じ作業を人数分します。完了すれば、支払に進みます。
『グループによる申請』なら、人数分の情報をすべて入力してから支払いへ進みます。
『PayPal』かクレジットカードでの支払いです。14ドル×人数分ですね。支払いが終われば申請は終了です。
申請後、72時間以内に結果が出ます。赤丸のところが『認証が承認されました』となっていればOK。印刷して旅行にもっていきます。
認証されない場合は4ドルだけ徴収されます・・・認証されない人にあったことはありませんが・・・。
入力時の注意点
入力は正確にしましょう。入力内容が日本語で書かれているので、難しいものではないですけど、何点か注意点を書いておきます。
住所表記について
日本語と英語では、住所表記の順番が逆です。例をあげます。
住所が『〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島1丁目1-1』なら『1-1-1, Nakanoshima, Kita-ku, Osaka-shi, Osaka, 5300005, Japan』
電話番号
電話番号は、最初の『0』をとって国番号『+81』を追加します。例えば、『06-1234-5678』なら、『+81-6-1234-5678』です。
携帯の場合も一緒です。
CBPグローバルエントリー
普通に旅行で入国するだけなら、関係ない場合がほとんど。
頻繁にアメリカに入国する場合、100ドルの費用を支払い事前入国審査を受ければ、5年間は専用入国ゲートから入国できるという制度。
事前審査として、米国税関、国境取り締まり局員の面接を受けます。
まとめ
アメリカに渡航するときには、ESTAの申請が必須です。自分で簡単にできるので、代理店などに頼らずに自分でやってしまいましょう。
少しでも費用を抑えることができます。
認証まで最長で72時間かかるので、できれば出発の1週間前までにはESTAの申請をしておきましょう。
システムメンテナンスなどが急に入るかもしれないので、余裕をもってくださいね。
それでは、良い旅を!