
全米の『ファミリー向けホテル第1位』や『ハワイ・ファミリーホテル第1位』に選ばれているアウラニ・ディズニーリゾート&スパ。
その魅力はどこにあるのでしょう。
ハワイ文化との関わりに注目してみました。
アウラニ・ディズニーとハワイ文化
アウラニ
アウラニ・ディズニーリゾートが他のディズニーと違うところは、ディズニーのホスピタリティーはそのままに、そこにアロハが溢れるハワイならではの温かい文化が融合しているところでしょう。
ハワイらしさが前面にでています。
エントランスに入るとすぐにある『マカアラロビー』には、地元の絵師が書いた絵画がぐるっと描かれています。ディズニーというよりは、これがハワイっていう雰囲気を醸し出してます。
『アウラニ』はハワイ語でメッセンジャーという意味らしいですね。ハワイ文化のメンセンジャーでありたいということなんでしょう。
こだわりとこだわりのなさ
アウラニには、絵画や彫刻としった芸術作品がいっぱい。
60人以上のハワイアンアーティストが作り上げたそうです。製作過程では、ディズニー側からのリクエストはそんなになかったらしいのです。
『ここに絵を飾ってほしい』『ここに彫刻をおきたい』その程度の指示だったようで、それ以上はハワイアンアーティストに任されたとか。
アーティストによって表現されているのは、ハワイの伝説の物語や、ハワイの伝統が重んずる自然のエネルギーの調和といったもの。


なので、アウラニにある芸術作品にはディズニー色はなく、ハワイ色100%なんです。
そのあたりに、ディズニーのハワイ文化のアウラニ(メッセンジャー)としてのこだわりといい意味でのこだわりのなさを感じます。
(管理人は、下の絵画の月の神・カパの神 ヒナをみて、失礼ながら『綾戸智恵がおる』と思ってしまいました。)
アウラニの演出
メネフネ
アウラニには、約300体の『メネフネ』がいます。管理人が数えたわけではないですよ。
でも、実際に何体いるのかを数えるのは大変。看板の裏に隠れていたり、草花の中に隠れていたりします。
キャストいわく、アウラニの木や花や草が年々成長してメネフネがどんどん隠れやすくなるから、だんだんと見つけるのが難しくなっているそう。
そのメネフネって誰だ?ということですが、メネフネはハワイに伝わる伝説の民でカウアイ島に住んでいた小人族です。身長は人間の半分ぐらいだけど、すごいマッチョな感じらしいです。
昼間に寝て、夜に活動する働き者で仕事が早い。土木仕事が得意で、今でもメネフネが作ったと言われている水路やため池などがハワイの各地に残っているらしい。
いろんなところにいる『メネフネ』を探し出してみてください。
もちろん、ここではかきませんけどディズニーですから、隠れミッキーも健在です。隠れメネフネを探すのも楽しいですが、隠れミッキーも探してあげましょう。
ロコ(ジモッティー)のキャスト
アンティーズ・ビーチハウスを始め、マカヒキでのキャラクターブレックファストやディナーなど、いろいろな場面で地元のアンティー(おばさん)アンクル(おじさん)が歌を歌ったり話をしたりしてくれます。
地元の人が、ハワイの歌を歌ったりハワイの話をすると、作られた感がなくリアルハワイを感じます。もちろん、本物なわけですから。
このあたりにも、ディズニーのハワイ文化に対する考え方が伝わってくるような気がします。
総支配人が語るアウラニの魅力
2015年末まで総支配人だったエリオット・ミルズ氏はアウラニ・ディズニーについてこのように話しています。
「本物のハワイを体験できる場所」を実現するひとつの要素として、ゲストとのリアルなコミュニケーションやかかわりの中に「ハワイらしさ」があるという考えだ。たとえば、キッズルームでは、オアフ島で生まれ育った“アンティ”が子供たちをオハナ(家族)の一員として迎えるというコンセプトで子供たちとの触れ合いを重要視している。
2015年末からの総支配人キンバリー・レイモミ・アガスさんは、ハワイで生まれ育った地元の人。その支配人が語ったアウラニの魅力は、
アウラニが真のハワイアンカルチャーを尊重し、ほかのディズニーリゾートとは比較できない特別なものだというところです。アートや建築、デザイン、エンターテインメントなど、アウラニのすべてにハワイアンカルチャーが融合しています。
だそうです。
キャラクターグリーティングなど正統派ディズニーを楽しめるのも魅力ですが、ハワイ文化に触れる感覚でアウラニ・ディズニーを訪れると違ったアウラニを発見できるかもしれません。
最後に
アウラニ・ディズニー・リゾート&スパがあるハワイまでの航空券を無料で手に入れる方法をまとめた記事があるので、ご紹介します。アウラニがぐぐっと身近になりますよ。